菌状息肉症

石垣に行った時に草むしりしていて
被れたか虫に刺されたせいだと思ってた左足の赤いポチポチ。

肝機能検査のこともあって通い始めた大塚病院で、
ついでに皮膚科も受診して、
そのなかなか治らない湿疹の組織検査をした。

紹介状を書いてもらう時点で、
この先生はちょっと変わった先生で
物言いがハッキリしているというか、
追求型の先生ですけど、
腕は確かですと言われていた。

案の定というか想定外というか、
『5年も治らないのに、(慢性湿疹だと診断をした)先生に
なんで治らないのか聞かなかったんですか?』
『普通なら心配で聞くでしょう?』
とまで言われた。(苦笑)

『慢性湿疹だから、治すには気長に治療するしかないですよ』
と、言われれば、普通患者の立場では
そんなものかと思うんじゃないのかなぁ~。(苦笑)
まぁ~
確かに変わってると納得した次第。

今日、皮膚組織を取った時に一針分縫ったので、
その抜糸と検査結果を聞きに行った。
開口一番『検査してよかったですよ』

要するに赤い斑点は菌状息肉症で、
悪性リンパ腫になるかもしれない種のようなもので、
単純な皮膚炎の湿疹ではなかった。

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2009年7月27日の写真で、たまたま左足首内側部分が映っている。
そんなに目立ってないように見えるなぁ~
おそらく、この時期は赤い斑点色が少しは薄くなっていたのかもしれない。

http://sea.ap.teacup.com/kayomiy/timg/middle_1324590130.jpg
そして、組織検査から病名が分かった日の写真2枚。
2か所だけちょっと違っているのは、組織検査の為に切った痕。

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これが右足大腿部外側の写真。
こちらは組織検査していないから、
はっきりそうだとは言えないとかで、
紫外線照射の効果が表れれば
菌状息肉症ってことになるらしい。(笑)

町医者には慢性湿疹と診断され、
いくら副腎皮質軟膏塗っても治らなかった頃のまま。
左足の方もほぼこんな感じで5年くらい続いていたように思う。
そういう意味では、左足の方が症状が進行してるのかもしれない。

【症状は3段階 】
初期のステージが20年くらいと長く、
治りにくい赤い斑点が出ること。
この間にちゃんと経過観察しながら対処すれば、
治ってしまう場合もあるらしい。

2ステージ目が5年くらいで、
初期の赤い斑点部分が浸潤されてくるらしい。
ここまでは命にかかわることはないので、
ある意味『悪性ではない』悪性リンパ腫と言われる由縁なのだそうだ。

3ステージ目が腫瘍になって癌化する過程で、
およそ5年くらいらしい。

『癌化したとしても、若い人のようには
進行速度が速まるということもない』し、
『全体の経過を見ても経過期間30年だから、
まぁ90か100歳って頃か・・・』
今から心配することもないでしょう。
と、いうような感じで言われた。(苦笑)

月一で紫外線照射を受けながら、
日常的にはステロイド軟膏を塗るというので、
塗った後には日差しを浴びないようにしますか?
と聞いたら、
『(色素沈着するというのは)デマです。
TBSで久米さんが司会してる頃に流されたもので、
出演していた皮膚科医のいい加減な発言です。』
と言われた。(笑)

しかも、そのことについて、学会がTBSに抗議したら、
『今担当プロデューサーが居ない』とかで、
結局そのまま訂正なしだったらしい。
『マスコミなんていい加減なもんです』だって。
まぁ~確かにね。
正しい情報がいつも発信されているわけじゃないことは
重々わかっているからね。(爆)

帰宅してネットで病名を調べた。
『発生頻度はきわめて低く、
日本全国で新たに菌状息肉症にかかる患者は
100人に満たないほど』だって。
宝くじに当たるより凄い確率じゃない?

だけど、こんな湿疹状況で組織検査する人が
そんなに多くいるとは思えないけどなぁ~。
『多くは湿疹として治療されている』現状なんだから、
単にそう診断される人が少ないだけのことじゃないのかなぁ~。

腫瘍になって癌化したとしても、ひょっとしたら、
悪性リンパ腫で死ぬ前に寿命が来ちゃったっりして、
菌状息肉症と診断されて患者数にも入らないだけかもね。(爆)

kayomiy について

I'm living in Tokyo with my husband.
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